和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年10月30日(水)

「調べる学習」入賞展示

過去2回分の入賞作品が並ぶ「図書館を使った調べる学習コンクール」作品展(17日、和歌山県みなべ町芝で)
過去2回分の入賞作品が並ぶ「図書館を使った調べる学習コンクール」作品展(17日、和歌山県みなべ町芝で)
 和歌山県みなべ町芝の町立図書館「ゆめよみ館」は、「図書館を使った調べる学習コンクール」の過去の入賞作品を展示している。28日までで、8月1~3日には同町谷口の上南部分館でも展示する。

 図書館振興財団が同コンクールの第28回の作品を募集するのに合わせて企画した。夏休みの自由研究にも参考にしてもらえればと、この時期に展示している。

 特設コーナーに、財団から提供を受けた過去2回分の入賞作品(複製品)13点を展示。第27回の文部科学大臣賞に選ばれた「いもうとにえほんをつくりたい! あかちゃんとえほんのひみつ」(小学生の部低学年)や「江戸時代 なぜ象は旅をした?」(小学生の部中学年)、「注目の新技術 iPS細胞で絶滅危惧種を救いたい!」(中学生の部)などがある。図書館の活用などを紹介する本も並べている。

 子どもだけでなく、興味あるテーマの作品を、じっくり手に取って読む人の姿も見られる。



 コンクールは、「調べる学習部門」と「調べる学習指導・支援部門」があり、小学生から大人(大学生、社会人など)までが対象。募集期間は9月9日~10月7日。詳しくは同コンクールの特設サイトで確認できる。