アカウミガメの卵を展示
和歌山県串本町有田の串本海中公園センター水族館は、館内で飼育しているアカウミガメが産んだ卵の展示を始めた。展示はふ化する8月下旬までを予定している。
同館によると、ウミガメ人工産卵場で6月4日からアカウミガメの産卵が始まった。7月4日までに計8回産卵を確認した。展示している5個の卵は、6月29日夜に産卵した卵の一部で、展示用の人工ふ化器に入れている。この日、約100個産卵したという。
現在、同館では2010年に生まれた孫世代のアカウミガメで、「くしもトリオ」のうちの一匹である「もーちゃん」が繁殖の主力になっている。もーちゃんは20年から産卵し始め、今年で5年連続となる。
ふ化器の中は、保湿のため水ごけを入れ、温度は29度前後を保っている。卵は直径4センチほど。
展示を担当した吉田徹副館長(42)は「卵は土の中にあり、普段見る機会はない。タイミングが良ければ卵の中に血管やカメの姿が見えるかもしれない」と話した。
同館は人工産卵場での産卵の様子をライブ配信している。ふ化の時も配信したいという。
同館によると、ウミガメ人工産卵場で6月4日からアカウミガメの産卵が始まった。7月4日までに計8回産卵を確認した。展示している5個の卵は、6月29日夜に産卵した卵の一部で、展示用の人工ふ化器に入れている。この日、約100個産卵したという。
現在、同館では2010年に生まれた孫世代のアカウミガメで、「くしもトリオ」のうちの一匹である「もーちゃん」が繁殖の主力になっている。もーちゃんは20年から産卵し始め、今年で5年連続となる。
ふ化器の中は、保湿のため水ごけを入れ、温度は29度前後を保っている。卵は直径4センチほど。
展示を担当した吉田徹副館長(42)は「卵は土の中にあり、普段見る機会はない。タイミングが良ければ卵の中に血管やカメの姿が見えるかもしれない」と話した。
同館は人工産卵場での産卵の様子をライブ配信している。ふ化の時も配信したいという。