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2024年06月28日(金)

『アンメット』ミヤビ&三瓶支えた面々撮了 杉咲花&若葉竜也へ思い…涙&ハグ&本音&「もう…参りました」

ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』をクランクアップした(左から)岡山天音、吉瀬美智子、井浦新、千葉雄大、生田絵梨花(C)カンテレ
ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』をクランクアップした(左から)岡山天音、吉瀬美智子、井浦新、千葉雄大、生田絵梨花(C)カンテレ
 俳優・杉咲花が主演を務める、カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(毎週月曜 後10:00)が、24日に最終回を迎えるのを前に、井浦新、吉瀬美智子、千葉雄大、岡山天音、生田絵梨花のクランクアップの様子が届いた。

【写真】もう泣ける…星前(千葉雄大)のクランクアップ ミヤビ&三瓶と熱いハグ

 同作は、講談社『モーニング』で連載中の同名漫画を実写化。“記憶障害の脳外科医”ミヤビ(杉咲)が患者を全力で救い、自身も再生していく医療ヒューマンドラマ。アメリカ帰りの医師・三瓶(若葉竜也)の後押しで、ミヤビは再び脳外科医としての道を歩みだした。ミヤビの消えた2年間の記憶をめぐる謎や、記憶障害の原因、助かる方法などが明らかになり、いよいよ最終話となる。

 撮影は4ヶ月にわたり行われ、このほど主要キャストたちが次々と撮了。“大迫”井浦、“津幡”吉瀬、“星前”千葉、“綾野”岡山、“麻衣”生田が、それぞれ感謝の言葉とともに、“ミヤビ”杉咲と“三瓶”若葉への思いを語った。

 井浦は、大学病院の闇に呑み込まれながらも理想を追い求め、ミヤビの主治医として善と悪の間で苦悩する大迫教授を演じた。その日々に「誰も見たことがないようなドラマを作っていくという、気概のある座組に出会えました」と感謝を伝え、杉咲・若葉に対して「共演者やスタッフをぐいぐいとその気にさせた」と絶賛を寄せた。

 自らのトラウマを乗り越え、ミヤビと三瓶をやさしく見守る存在になった津幡師長役の吉瀬は、クランクアップにあたり「みなさんの意識が高くて、津幡は私じゃないほうがいいんじゃないのかと思ったこともありました」と思わず本音を漏らす場面も。「いちばん近くで、芝居を助けてくれて、励ましてくれた」という杉咲から花束を贈られると、目にはキラリと涙が光った。

  救急部長・星前役の千葉も、ミヤビと三瓶を誰よりも近くで見守り、絶妙なかけあいでドラマを盛り上げた。千葉は「杉咲さん、若葉さん、2人の作品に対する向き合い方や熱意はすごかった」と刺激を受け「人と向き合うのって、大変だけど、なんとなくでやらないで、一つ一つを大切に、尊重し合って作っていったら、素敵なものができるんだなっていうのは、『アンメット』であらためて学びました」としみじみ。そして、最後は若葉と熱い抱擁を交わした。

 カテーテルの名医・綾野を好演した岡山も、座長の杉咲に最大の賛辞。「座長の杉咲花さん、あの、もう…参りました。本当に、かっこいい座長の背中を見せていただきました」と敬意を表し、「映画とかドラマとか、そういう枠は関係なく、作品作りの上で、どこまでみんなで共同体として突き進めるのかをひたむきに、一丸となって挑戦していった作品でした」と振り返った。

 生田は、岡山演じる綾野を一途に思い、最後は家族のしがらみからも抜け出し、幸せをつかんだ麻衣を演じきった。クランクアップの瞬間、花束を持って駆けつけた杉咲と「えーー!ありがとう!」と笑顔でハグ。生田は「みなさんの作品に対する真摯な思いや愛情にたくさん刺激を受けて、日々学ばせていただきました」と話し、「作品の中でどんどん素顔を見せられていったところなので、ここでお別れっていうのはとてもさみしいのです」と、『アンメット』チームとの別れを惜しんだ。

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提供:oricon news