和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年06月27日(木)

ビル用制震システム「TRCダンパー」が第2名古屋三交ビルに採用

 住友理工株式会社(本社:名古屋市中村区、代表取締役 執行役員社長:清水和志)は、当社のビル用制震システム「TRCダンパー」が、三交不動産株式会社(本社:三重県津市、代表取締役社長:中村充孝)の第2名古屋三交ビルに採用されましたので、お知らせいたします。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406172249-O2-qn9sgF8M

 ビル用制震システムTRCダンパーは、オフィスビルやマンションなど中高層ビルの地震対策に有効な、特殊粘弾性ゴムを使用したシステムです。特殊粘弾性ゴムが地震エネルギーを吸収し、熱エネルギーに変換することで、建物の揺れを低減させる制震装置です。風による横揺れ低減にも効果があるほか、薄くコンパクトな点も特徴で、ビル設計上の無駄なスペースを削減することができます。これまでに国内外で150棟以上のオフィスビル・マンションに設置されています。

 当社はコアコンピタンスである高分子材料技術と総合評価技術をもとに、自動車分野で培った技術を地震対策へ応用し、2005年にビル用制震システムTRCダンパーの販売を開始しました。今月開業した第2名古屋三交ビル(設計施工 株式会社竹中工務店)には、地震対策として、TRCダンパーが設置されています。
第2名古屋三交ビルは名古屋駅から徒歩7分、名古屋市による駅と街を繋ぐ整備が進行するエリアに位置します。同地区はショッピングモールや歴史ある街並みなど、都心における多彩な魅力をもったエリアであり、街と人、人と人を結ぶ新しい拠点です。またオフィスワーカーを含めた地域コミュニケーションの創出を図り、大規模な地震による災害時には帰宅困難者を受け入れるなど、地域防災機能の向上に寄与する計画もあります。

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406172249-O1-Fn8R701o

 当社グループは、経営Vision「2029年 住友理工グループVision」にて、2029年のありたい姿を「理工のチカラを起点に、社会課題の解決に向けてソリューションを提供し続ける、リーディングカンパニー」と設定しました。ありたい姿の実現に向けた方向性の一つとして、「持続可能な社会に向けた価値づくり」を掲げています。今後も、安全・快適の提供拡大に向けた技術の進化・融合を推進し、社会課題の解決に貢献してまいります。

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