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2024年05月19日(日)

Netflixシリーズ『ウェンズデー』シーズン2撮影開始 クリストファー・ロイドら新キャストが明らかに

Netflix シリーズ『ウェンズデー』シーズン2の撮影開始、シーズン1は独占配信中
Netflix シリーズ『ウェンズデー』シーズン2の撮影開始、シーズン1は独占配信中
 動画配信サービス「Netflix」で独占配信中のシリーズ『ウェンズデー』のシーズン2の撮影がアイルランドで開始されたことが発表され、新キャストが明らかになった。

【動画】『ウェンズデー』シーズン2 配信決定

 鬼才ティム・バートンが監督・製作総指揮を務める本作のシーズン1は、華やかでダークなルックや、巧みなストーリー展開で日本でも大ブームに。映画・アニメ・TV ドラマ化でもおなじみの「アダムス・ファミリー」に登場する長女ウェンズデー(演:ジェナ・オルテガ)が主人公の異色で奇妙なミステリーだ。

 原作の「アダムス・ファミリー」は、“不幸・邪悪・不気味”が大好きなお化け一家が繰り広げるホラーコメディ。本作では、ティーンになったウェンズデーが、のけ者たちが集まるネヴァーモア学園での奇妙な学生生活を送る中で、両親が過去に
犯したとされる事件や奇妙な連続殺人ミステリーに巻き込まれていく。冷酷・陰湿・無口・危険・皮肉屋…と彼女を説明する表現は超ブラック、だけど頭脳明晰で超優秀、そしてちょっとツンデレなウェンズデーの圧倒的カリスマ性に虜になる人が続出した本作。

 シーズン2 からの新たなレギュラーキャストは――『レザボア・ドッグス』のMr.ピンク役、『ファーゴ』、『ゴーストワールド』など、数々の名作に名を刻むスティーヴ・ブシェミ。

 ビリー・パイパー(『ドクター・フー』、『超サイテーなスージーの日常』)、イーヴィー・テンプルトン(『ギレルモ・デル・トロのピノッキオ』)、オーウェン・ペインター(『ちょっとステキな物語』)、ノア・テイラー(『LAW & ORDER:組織犯罪特捜班』)。

 ゲスト出演者として、映画『アダムス・ファミリー』(1991年)でウェンズデーの叔父フェスター・アダムスを演じていたクリストファー・ロイドがカムバック。シーズン1 では、『アダムス・ファミリー』でウェンズデー役を演じていたクリスティーナ・リッチが出演するというファンにはうれしい仕掛けが施されていたが、ロイドが演じる役とは?

 さらには、『フォレスト・ガンプ/一期一会』のガンプの息子役、『シックス・センス』の死者が見える少年役で天才子役の名をほしいままにしたハーレイ・ジョエル・オスメントや、子役から活躍し『ウェルカム・ドールハウス』などに出演してきたヘザー・マタラッツォ、「スター・ウォーズ」シリーズでレジェンド俳優ピーター・メイヒューに代わりチューバッカを演じているヨーナス・スオタモ。

 ジョアンナ・ラムレイ(『ウルフ・オブ・ウォールストリート』)、タンディ・ニュートン(『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』)、フランセス・オコナー(『A.I.』)も名を連ねている。

 本作の魅力は、ウェンズデーのダークな魅力や奇怪なミステリーに加えて、彼女に初めてできた友人との絆や“ウェンズデーらしい”初恋など、人間味あふれる姿も描かれていること。シーズン1では、ウェンズデーのルームメイトで人狼のイーニッド(演:エマ・マイヤーズ)との友情は大きな話題に。誰とも交わりたがらないウェンズデーと対照的に、明るく誰とでも仲良くしたいと思うイーニッドを初めは鬱陶しく思っていたウェンズデーが、どんな嫌味を言っても“親友”としてあたたかく接してくれる彼女に次第に心を許していった。

 『シザーハンズ』、「アリス・イン・ワンダーランド」シリーズ、『チャーリーとチョコレート工場』、『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』など、合計20作品以上も監督を務めてきたティム・バートンに「映像にするのが楽し
い。こういうのは初めてだ。“アダムス・ファミリー”に関われて楽しかった」と言わしめる本作。撮影は始まったばかりだが、シーズン2が待ち遠しい限りだ。

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