ボランティア活動でコミュニティ賞 熊野高校サポーターズ
ボランティア活動に取り組む中高生を支援する「第23回ボランティア・スピリット・アワード」で、熊野高校(和歌山県上富田町朝来)のKumanoサポーターズリーダー部がコミュニティ賞を受賞した。入賞は5年連続となる。
プルデンシャル生命保険、ジブラルタ生命保険など主催、文部科学省と日本赤十字社後援。全国から1823組(うち県内6組)の応募があった。ボランティア活動についての書類審査の結果、高校生部門でブロック賞20組、コミュニティ賞75組が選ばれた。県内の受賞は熊野高校のみ。
サポーターズリーダー部2年生は本年度、公衆の面前で自動体外式除細動器(AED)を使う際に、患者の姿が周囲に見えないようにするシートの開発に挑戦している。そうした取り組みが評価された。
消防署での聞き取りや地域の人への防災意識の調査をしてアイデアを練り、使わなくなった傘の布を縫い合わせて上半身を覆うようなシートを試作。完成すれば、地域のAED設置場所に配るという。
文化祭の日程と重なって関西ブロックの表彰式に出席できなかったため、このほど同校校長室で表彰があった。ジブラルタ生命保険の鈴木修・和歌山支社長らが訪れ、2年生部員に表彰状とメダルを手渡した。
キャプテンの2年生、中田紗奈さん(17)は「表彰に来てくださってありがたく、受賞はうれしい。今後も活動が後輩に受け継がれ続けてほしい」と話した。
プルデンシャル生命保険、ジブラルタ生命保険など主催、文部科学省と日本赤十字社後援。全国から1823組(うち県内6組)の応募があった。ボランティア活動についての書類審査の結果、高校生部門でブロック賞20組、コミュニティ賞75組が選ばれた。県内の受賞は熊野高校のみ。
サポーターズリーダー部2年生は本年度、公衆の面前で自動体外式除細動器(AED)を使う際に、患者の姿が周囲に見えないようにするシートの開発に挑戦している。そうした取り組みが評価された。
消防署での聞き取りや地域の人への防災意識の調査をしてアイデアを練り、使わなくなった傘の布を縫い合わせて上半身を覆うようなシートを試作。完成すれば、地域のAED設置場所に配るという。
文化祭の日程と重なって関西ブロックの表彰式に出席できなかったため、このほど同校校長室で表彰があった。ジブラルタ生命保険の鈴木修・和歌山支社長らが訪れ、2年生部員に表彰状とメダルを手渡した。
キャプテンの2年生、中田紗奈さん(17)は「表彰に来てくださってありがたく、受賞はうれしい。今後も活動が後輩に受け継がれ続けてほしい」と話した。