クマノザクラ早くも開花 紀伊半島南部に分布する新種の桜、和歌山
紀伊半島南部に分布するクマノザクラの開花が、例年より早く進んでいる。和歌山県田辺市中辺路町水上の県道沿いにある1本は28日現在、すでに五、六分咲き。立ち寄った人たちを驚かせている。
クマノザクラは、森林総合研究所(茨城県)が2018年3月、県林業試験場(上富田町)と共同で紀伊半島南部に新種の野生のサクラが分布していることを確認した、と発表。およそ100年ぶりの新種といい、ヤマザクラやカスミザクラに比べて葉が小さく卵形をし、開花期も早いといった点が特徴。個体差はあるが、花はヤマザクラよりも赤みがかっているという。
市中辺路行政局によると、水上にある公衆トイレを備えた「水上簡易パーキング」にクマノザクラがあり、今月16日に開花を確認。担当者は「例年に比べて相当早い。これから1週間から10日ほどが見頃ではないか」と話す。
クマノザクラの開花は那智勝浦町や古座川町など紀南各地で進んでおり、県林業試験場の担当者は「今年は梅の開花が例年より早かったが、クマノザクラも10日ほど早い印象」と話している。
クマノザクラは、森林総合研究所(茨城県)が2018年3月、県林業試験場(上富田町)と共同で紀伊半島南部に新種の野生のサクラが分布していることを確認した、と発表。およそ100年ぶりの新種といい、ヤマザクラやカスミザクラに比べて葉が小さく卵形をし、開花期も早いといった点が特徴。個体差はあるが、花はヤマザクラよりも赤みがかっているという。
市中辺路行政局によると、水上にある公衆トイレを備えた「水上簡易パーキング」にクマノザクラがあり、今月16日に開花を確認。担当者は「例年に比べて相当早い。これから1週間から10日ほどが見頃ではないか」と話す。
クマノザクラの開花は那智勝浦町や古座川町など紀南各地で進んでおり、県林業試験場の担当者は「今年は梅の開花が例年より早かったが、クマノザクラも10日ほど早い印象」と話している。