【動画】県道に新トンネル すさみ古座線「安心して佐本方面に行ける」、和歌山
和歌山県は、すさみ町周参見―小河内(おかうち)で工事を進めていた「上戸川(こどがわ)第一トンネル」(延長692メートル)を含む県道すさみ古座線(延長約950メートル)の供用を始めた。この区間は道路幅が狭く、カーブが多いため、車同士のすれ違いが困難な場所が多かった。
紀勢自動車道すさみインターチェンジ(すさみ町周参見)を降り、周参見川に沿って同町佐本地域、古座川町添野川方面へ向かう山間部の道路。
2日から供用を開始した区間は、車道2・75メートルの2車線。2019年度から事業を行っていた。事業費は約25億円。
県は、地域間交通や日常生活の利便性向上、災害時の緊急輸送強化などを目的に「高速道路と内陸部をつなぐ川筋ネットワーク道路」として、周参見―小河内の県道すさみ古座線(延長4・9キロ)を整備している。
整備区間のうち、約1・75キロは21年度に供用済み。上戸川2号トンネル(延長1・19キロ)を含む残り約2・2キロの未整備区間は、早期完成を目指して事業を進めている。
ほぼ毎日、この道路を車で通っているという町内の50代男性は「今回供用が始まった区間は、この道路の中でも特に狭く、車のすれ違いが一番大変な場所だった。これからは車の運転がしやすくなり、気持ちが楽。トンネルになったので、落石もなくなり、大雨の時も安心」と話している。
紀勢自動車道すさみインターチェンジ(すさみ町周参見)を降り、周参見川に沿って同町佐本地域、古座川町添野川方面へ向かう山間部の道路。
2日から供用を開始した区間は、車道2・75メートルの2車線。2019年度から事業を行っていた。事業費は約25億円。
県は、地域間交通や日常生活の利便性向上、災害時の緊急輸送強化などを目的に「高速道路と内陸部をつなぐ川筋ネットワーク道路」として、周参見―小河内の県道すさみ古座線(延長4・9キロ)を整備している。
整備区間のうち、約1・75キロは21年度に供用済み。上戸川2号トンネル(延長1・19キロ)を含む残り約2・2キロの未整備区間は、早期完成を目指して事業を進めている。
ほぼ毎日、この道路を車で通っているという町内の50代男性は「今回供用が始まった区間は、この道路の中でも特に狭く、車のすれ違いが一番大変な場所だった。これからは車の運転がしやすくなり、気持ちが楽。トンネルになったので、落石もなくなり、大雨の時も安心」と話している。