温泉街巡る無料の夜間バス 南紀白浜で2~3月の週末や祝日に実証運行、和歌山
和歌山県白浜町などは2月2日から、町内の白浜温泉街を巡る夜間バスの実証運行を実施する。飲食店を利用する観光客や地域住民の交通手段の充実が狙い。運行日は金、土曜、祝日、祝日前日で、3月30日までの計23日。実証運行期間中は無料。運行結果を見て本格導入(有料化含む)を検討する。
町などによると、運転手の減少などによるタクシー不足が課題になっている。さらに以前は宿泊施設内で飲食する観光客が多かったが、近年は素泊まりし、町内の飲食店で食事する人や、宿泊施設での夕食後、夜の街に出かける人が増えているという。
実証運行の事業主体は、町、南紀白浜観光協会、白浜温泉旅館協同組合、町商工会で構成する「白浜温泉周遊ナイトバス実証運行協議会」。運行時間は午後7時~10時55分。27人乗りの中型バス1台を使う。事業費は156万円(そのうち町負担は86万円)。
バスは、とれとれ亭を出発し、エクシブ白浜、ホテル千畳、ホテルシーモア、柳屋、しららはまゆう公園、むさし、民宿まるき、白浜会館、白浜御苑、白浜彩朝楽までのコースを運行した後、白浜彩朝楽から、とれとれ亭までの逆コースを3回走る。バス停は11カ所あり、各施設の近くに看板などを置く。
協議会は、バス利用者にアンケートに協力してもらい、今後の運行を検討する材料にするという。
問い合わせは、協議会事務局の南紀白浜観光協会(0739・43・3201)へ。バス運行日午後7時以降の問い合わせは090・8446・7603。時刻表などは協会のホームページに掲載する。
■予約制バスも試験中
町内でのバスの実証運行を巡っては、南紀白浜空港を運営する南紀白浜エアポートとJR西日本(大阪市)が観光客や住民の二次交通の充実を目指し、1月10日から2月29日まで、時刻表や規定経路がない予約制のオンデマンドバス「チョイソコしらはま」を町内で運行している。
町などによると、運転手の減少などによるタクシー不足が課題になっている。さらに以前は宿泊施設内で飲食する観光客が多かったが、近年は素泊まりし、町内の飲食店で食事する人や、宿泊施設での夕食後、夜の街に出かける人が増えているという。
実証運行の事業主体は、町、南紀白浜観光協会、白浜温泉旅館協同組合、町商工会で構成する「白浜温泉周遊ナイトバス実証運行協議会」。運行時間は午後7時~10時55分。27人乗りの中型バス1台を使う。事業費は156万円(そのうち町負担は86万円)。
バスは、とれとれ亭を出発し、エクシブ白浜、ホテル千畳、ホテルシーモア、柳屋、しららはまゆう公園、むさし、民宿まるき、白浜会館、白浜御苑、白浜彩朝楽までのコースを運行した後、白浜彩朝楽から、とれとれ亭までの逆コースを3回走る。バス停は11カ所あり、各施設の近くに看板などを置く。
協議会は、バス利用者にアンケートに協力してもらい、今後の運行を検討する材料にするという。
問い合わせは、協議会事務局の南紀白浜観光協会(0739・43・3201)へ。バス運行日午後7時以降の問い合わせは090・8446・7603。時刻表などは協会のホームページに掲載する。
■予約制バスも試験中
町内でのバスの実証運行を巡っては、南紀白浜空港を運営する南紀白浜エアポートとJR西日本(大阪市)が観光客や住民の二次交通の充実を目指し、1月10日から2月29日まで、時刻表や規定経路がない予約制のオンデマンドバス「チョイソコしらはま」を町内で運行している。