和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月22日(日)

【動画】温暖な紀南地方の平野部で雪 開花した梅の畑にも、和歌山

平野部でも積雪が見られ、白くなった民家の屋根(25日、和歌山県上富田町市ノ瀬で)
平野部でも積雪が見られ、白くなった民家の屋根(25日、和歌山県上富田町市ノ瀬で)
 強い冬型の気圧配置が続いた影響で25日、和歌山県紀南地方の平野部で積雪が見られた。国道371号(高野龍神スカイライン)は24日から通行止めが続いている。

 紀南の各地で氷点下となり、民家の屋根や農地が真っ白になった。道路では雪を載せた車が目立った。

 アメダス観測点のデータによると、25日午前の紀南の最低気温は、龍神(田辺市)が氷点下2・0度で最も低かった。次いで栗栖川(同)氷点下0・6度▽新宮(新宮市)氷点下0・5度▽西川(古座川町)氷点下0・3度―となった。新宮は今季最低。県内で最も低い高野山(高野町)は氷点下5・3度だった。

 今後について和歌山地方気象台は「26日まで冬型は残るが、その後は次第に緩んでくる」と話している。