和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月15日(金)

17日に関西実業団駅伝 田辺市龍神村で14チーム出場

道路沿いに設置された関西実業団対抗駅伝競走大会の横断幕(13日、和歌山県田辺市龍神村柳瀬で)
道路沿いに設置された関西実業団対抗駅伝競走大会の横断幕(13日、和歌山県田辺市龍神村柳瀬で)
 和歌山県田辺市龍神村で17日、関西実業団陸上競技連盟主催の第62回関西実業団対抗駅伝競走大会がある。来年元日に群馬県である第64回全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)の予選を兼ねており、オープン参加4チームを含む14チームが出場する。

 1992年の第35回大会からは龍神村で開かれている。龍神村西の龍神行政局前を午前9時10分にスタートして、龍神村安井の龍神体育館をゴールとする7区間80・45キロでたすきをつなぐ。

 スタート時刻の少し前から午後1時半まで、国道371号と国道425号で交通規制がある。

 毎年スタッフとして多くの住民らがボランティアで参加している。南部高校龍神分校の生徒や田辺高校と神島高校の陸上競技部員も運営を手伝う。龍神体育館ではレースの様子を映す映像装置を設置し、インターネットの「ユーチューブ」で動画配信もする予定。

 上位4チームがニューイヤー駅伝の出場権を得る。昨年は6年ぶりに4時間を切るタイムで、NTT西日本が優勝し、今年も12年連続55回目のニューイヤー駅伝出場を目指す。昨年区間新の走りを見せたピーターランガット選手を擁する前大会準優勝のSGホールディングスグループの他、住友電工や大塚製薬など強豪の走りも注目される。

 関西実業団陸上競技連盟は、インターネット上に大会のサイトを設けてコースやチーム紹介をしている。

 参加チームは次の通り。

 NTT西日本、SGホールディングスグループ、住友電工、大塚製薬、大阪ガス、山陽特殊製鋼、大阪府警、兵庫県警、大阪市役所、大阪府庁▽オープン参加=奈良選抜、和歌山選抜、高知県庁RC、GR連合(大阪や京都出身のメンバーでつくるチーム)