和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月22日(日)

インフル流行拡大続く 新型コロナも3週連続で増、和歌山

 和歌山県は8日、11月27日~12月3日の1週間に定点医療機関で報告されたインフルエンザの新規感染者数を発表した。1医療機関当たりの平均患者数は25・37人で、前週(23・33人)から2・04人増加し、流行が広がっている。特に新宮保健所管内は51・00人と、警報レベル(開始基準値が1医療機関当たり30人)を超えた前週(31・33人)からさらに約1・6倍に増えた。

 県内49カ所の医療機関から報告を受けた患者数を基にまとめた。

 感染者数は1243人で前週の1143人から100人増えた。

 保健所管内別の1医療機関当たりの平均患者数は、田辺が32・00人(前週30・71人)で新宮に次いで多く、海南28・67人▽和歌山市27・73人▽橋本25・33人▽岩出22・50人▽御坊13・00人▽湯浅8・25人▽串本2・50人ーとなっている。

 一方、新型コロナウイルスの新規感染者数は136人で、前週(92人)から44人増えた。1医療機関当たりは2・78人(前週1・88人)。3週連続で増加している。

 新型コロナの保健所管内別の1医療機関当たりの平均患者数は次の通り。

 和歌山市2・87人▽海南6・67人▽岩出2・67人▽橋本2・67人▽湯浅0・50人▽御坊2・67人▽田辺3・14人▽新宮1・67人▽串本2・00人