和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月17日(火)

キリンの赤ちゃん見られるよ 白浜のアドベンチャーワールド

公開が始まったアミメキリンの赤ちゃん(手前)。母親の後を付いて動いている=11日、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで
公開が始まったアミメキリンの赤ちゃん(手前)。母親の後を付いて動いている=11日、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで
 和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドは11日、10月に生まれたアミメキリンの赤ちゃん(雌)の公開を始めた。施設内の「サファリーワールド」にあるキリン舎で午後1時半~3時半、母親(9歳)と一緒に過ごす様子が見られる。

 10月18日に誕生した赤ちゃんは、母乳で順調に成長し、体長は出生時から10センチほど伸びて約180センチになった。母親をまねて、アカシアの葉を口に入れているという。

 施設では今月から、屋外に出る練習を続けていた。外の環境に慣れてくれば、キリン舎前の広い場所で他の動物たちとも過ごすようにする。

 飼育を担当しているスタッフの本政龍弘さん(30)は「順調に成長してくれている。来園者から人気になっている(施設で暮らす)2頭の兄のように、親しみやすい子に育ってほしい」と期待している。