「冬の使者」ナベヅル飛来 群れからはぐれたのか、南紀白浜の富田川
「冬の使者」といわれる渡り鳥ナベヅル(ツル科)1羽が22日、和歌山県白浜町の富田川に飛来した。環境省と県で絶滅危惧2類に分類されている。日本野鳥の会県支部会員は「群れからはぐれたのでは」と話している。
ナベヅルは全長約1メートルで、羽を広げると1・8メートル近くになる。頭から首にかけて白く、体は灰黒色。白浜町に飛来した個体は富田川の中州で歩き回ったり、たたずんだりして過ごしている。
主にシベリア東北部などで繁殖して冬場に南下する。日本には冬鳥として飛来、ほとんどが鹿児島県出水市で越冬する。県支部会員によると、本来、和歌山県への飛来は11月上旬に多いが、今年は暑さが続いたため、遅れた可能性があるという。
ナベヅルは全長約1メートルで、羽を広げると1・8メートル近くになる。頭から首にかけて白く、体は灰黒色。白浜町に飛来した個体は富田川の中州で歩き回ったり、たたずんだりして過ごしている。
主にシベリア東北部などで繁殖して冬場に南下する。日本には冬鳥として飛来、ほとんどが鹿児島県出水市で越冬する。県支部会員によると、本来、和歌山県への飛来は11月上旬に多いが、今年は暑さが続いたため、遅れた可能性があるという。