【動画】アサマリンドウ群生が見ごろ 優美な青紫の花、和歌山・那智勝浦町の阿弥陀寺
和歌山県那智勝浦町南平野の熊野妙法山阿弥陀寺で、境内に群生するアサマリンドウ(リンドウ科)の花が見頃を迎えている。寺によると、今月末ごろまで楽しめそうという。
山地の林内に生える多年草で、日本の特産種。紀伊半島南部や四国、九州などに分布し、秋に青紫色をした長さ4~5センチの花を咲かせる。三重県の朝熊山(あさまやま)で最初に発見されたのが名前の由来という。
太平洋を一望できる標高約600メートルの高台にあり、熊野古道も通る阿弥陀寺では、平安時代、法華経の行者であった応照上人が読経しながら自らの体を焼いて仏にささげたという「火生三昧(かしょうざんまい)跡」の周辺などに群生。谷宏之山主(66)は「自然に群生しているもので、今年は猛暑の影響でつぼみの数が少なく花も小さいが、きれいに咲いてくれている」と話している。
山地の林内に生える多年草で、日本の特産種。紀伊半島南部や四国、九州などに分布し、秋に青紫色をした長さ4~5センチの花を咲かせる。三重県の朝熊山(あさまやま)で最初に発見されたのが名前の由来という。
太平洋を一望できる標高約600メートルの高台にあり、熊野古道も通る阿弥陀寺では、平安時代、法華経の行者であった応照上人が読経しながら自らの体を焼いて仏にささげたという「火生三昧(かしょうざんまい)跡」の周辺などに群生。谷宏之山主(66)は「自然に群生しているもので、今年は猛暑の影響でつぼみの数が少なく花も小さいが、きれいに咲いてくれている」と話している。