和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月22日(金)

南部リトルシニア関西大会へ 中学硬式野球、和歌山予選で準優勝

準優勝した南部リトルシニア
準優勝した南部リトルシニア
 日本リトルシニア中学硬式野球協会関西連盟が主催する第53回関西連盟秋季大会和歌山ブロック予選が24日までに、和歌山市の紀三井寺球場などであり、みなべ町の中学生硬式野球チーム「南部リトルシニア」が準優勝した。優勝の紀州由良リトルシニアとともに、10月に開かれる関西大会に出場する。

 秋季大会は新チームになって初めての大会で、和歌山ブロック予選には県内の5チームが出場。10日に開幕し、日曜や祝日にトーナメント戦をした。

 南部は初戦で粉河を5―2で下したが、決勝で紀州由良に6―0で敗れた。紀州由良が本塁打などで大量に得点したのに対し、南部は打線が振るわなかった。

 その後、2チーム目の代表を決めるため、優勝した紀州由良以外の4チームでトーナメント戦を行い、南部は和歌山を5―0、粉河を2―1で破り、関西大会出場への切符に手にした。粉河戦で南部は1回に先制を許したが、6回に2番松本悠斗選手の中前適時打で逆転した。

 玉置靖監督は「長井心海選手を中心に投手陣が踏ん張り、守備も粘り強く頑張った」とブロック予選を振り返った。

 関西大会は10月14日に大阪市内の球場で開幕する。上位に入れば、硬式野球のボーイズ、リトルシニア、ヤングの3リーグの上位チームが出場し関西ナンバーワンを決める年内のタイガースカップと、来春の全国大会に出場できる。玉置監督は「一つでも多く勝ち、ベスト4入りを目指したい」と話している。

 南部のメンバーは次の皆さん。

 蛇原寛矢、﨑山祐臣、島倉章輔、杉若寅示、砂野淳平、中山瑠唯、長井心海、西鉄平、松本悠斗、笠松源治、阪本蒼昊、寒川健志朗、三浦達、三木李一