和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月22日(日)

小芝陽子さん新曲熱唱 串本でふるさとコンサート

約400人が来場した小芝陽子さんのコンサート(和歌山県串本町串本で)
約400人が来場した小芝陽子さんのコンサート(和歌山県串本町串本で)
 和歌山県串本町出身の歌手、小芝陽子さんが27日、同町串本の町文化センターで新曲発表を記念し「ふるさとコンサート」を開いた。約400人が来場し、歌声に聞き入った。

 両親の影響で9歳から始めた詩吟で2001、02年に文部科学大臣奨励賞を受賞している小芝さん。全国大会で3度日本一を受賞した人に与えられる「三冠吟士」も受けている。

 歌手生活15年目を迎えたこの日のステージで小芝さんは、レコード会社移籍第1弾の新曲「夢白夜」やカップリング曲「ねんねこ祭り」、デビュー曲「お燈まつり」などを熱唱。会場からは大きな拍手が送られた。

 ステージには、美空ひばりさんや北島三郎さんなど数々のレコーディングに参加している同町出身のギタリスト斎藤功さんとバイオリン奏者の土屋玲子さんが特別ゲストとして出演。地元の人たちも詩吟やカラオケで参加し、盛り上がった。

 小芝陽子後援会新宮事務所串本地区担当の山崎幸一さん(79)は「コンサートの後、たくさんの皆さんから良かったという言葉を頂いた。いろいろなイベントが重なる日ではあったが、大勢が来場してくれ、小芝さんも斎藤さんもとても喜んでいた」と話した。