【動画】まるでイルミネーション 木々の間をヒメボタル舞う、和歌山・田辺
和歌山県田辺市稲成町にある動鳴気峡で、ヒメボタルが木々の間をイルミネーションのように短く光を点滅させながら飛び交っている。
22日は午後7時半ごろからヒメボタルが光り始め、舞台の周辺では十数匹が舞った。数匹のゲンジボタルも飛び、幻想的な雰囲気に包まれた。
写真の撮影に訪れていたみなべ町堺の湯川哲也さん(57)は「今年初めてのホタル撮影で、お姫様に会うことができて良かった。今後もアングルを変えながら何度か撮影を楽しみたい」と話していた。
県立自然博物館(海南市)によると、この時季に川辺で乱舞する様子が見られるゲンジボタルの成虫の体長が最大約20ミリなのに対し、ヒメボタルは約10ミリと小さい。ゲンジボタルの幼虫は水中で生活しカワニナを食べるが、ヒメボタルの幼虫は陸地で暮らし、陸生の巻き貝を食べるという。
光り方も異なっている。ゲンジボタルは「フワッ、フワッ」とゆったりした間隔で光る。ヒメボタルは1秒に満たないほどの短い間隔で「パッ、パッ、パッ」とめりはりのある光を放つため、写真を撮影すると光の点のように写る。
同館の松野茂富学芸員(36)は「観察する際にはライトは極力つけないでほしいが、足元が悪い場所では危険性が高まるので、十分に気を付けてほしい」と話している。
22日は午後7時半ごろからヒメボタルが光り始め、舞台の周辺では十数匹が舞った。数匹のゲンジボタルも飛び、幻想的な雰囲気に包まれた。
写真の撮影に訪れていたみなべ町堺の湯川哲也さん(57)は「今年初めてのホタル撮影で、お姫様に会うことができて良かった。今後もアングルを変えながら何度か撮影を楽しみたい」と話していた。
県立自然博物館(海南市)によると、この時季に川辺で乱舞する様子が見られるゲンジボタルの成虫の体長が最大約20ミリなのに対し、ヒメボタルは約10ミリと小さい。ゲンジボタルの幼虫は水中で生活しカワニナを食べるが、ヒメボタルの幼虫は陸地で暮らし、陸生の巻き貝を食べるという。
光り方も異なっている。ゲンジボタルは「フワッ、フワッ」とゆったりした間隔で光る。ヒメボタルは1秒に満たないほどの短い間隔で「パッ、パッ、パッ」とめりはりのある光を放つため、写真を撮影すると光の点のように写る。
同館の松野茂富学芸員(36)は「観察する際にはライトは極力つけないでほしいが、足元が悪い場所では危険性が高まるので、十分に気を付けてほしい」と話している。