和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月24日(日)

道の駅巡って切符集めて 田辺市、達成者には抽選で特産品

田辺市内の道の駅を巡るともらえる「切符」
田辺市内の道の駅を巡るともらえる「切符」
田辺市秋津川の道の駅「紀州備長炭記念公園」
田辺市秋津川の道の駅「紀州備長炭記念公園」
 和歌山県田辺市は、市内にある七つの道の駅を巡って「切符」を集める「道の駅っぷ 干支(えと)めぐりキャンペーン」を実施している。達成者には抽選で特産品をプレゼント。担当者は「コロナ禍も落ち着きを見せており、広い田辺市をゆっくり巡ってほしい」と呼びかけている。9月30日まで。


 キャンペーンは2010年度から毎年実施。対象の道の駅で500円分の買い物をするごとに、切符1枚とスタンプ一つがもらえる。

 全7駅分を集めると、限定300人に特別切符3枚と、専用のファイルが贈られる。全10枚をファイルに入れると、裏面に干支の絵柄が完成する。

 対象の道の駅は、「紀州備長炭記念公園」(秋津川)▽「水の郷日高川 龍游」(龍神村福井)▽「龍神」(龍神村龍神)▽「ごまさんスカイタワー」(同)▽「ふるさとセンター大塔」(鮎川)▽「熊野古道中辺路」(中辺路町近露)▽「奥熊野古道ほんぐう」(本宮町伏拝)。

 昨年度の達成者は359人。うち半数が2回目以上のリピーターで、13回連続の「全制覇者」も16人いた。

 都道府県別では和歌山県が130人で最も多く、次いで大阪府が104人だった。

 問い合わせは、市観光振興課(0739・26・9929)へ。