和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月23日(月)

地域支える人材を/20日から市民カレッジ+/田辺市

 田辺市はまちの魅力を再発見してもらうことで、地域を支える次代の人材を育てようと20日から「まちづくり市民カレッジ+(プラス)」を開講する。全4回。各回30人程度の受講者を募集している。

 初回は「激論!高校生リポーター対地域プレーヤー」と題し、市広報紙のまちかど特派員を務める高校生3人と地元で働く「格好良い」大人3人が地域の魅力を語る。

 話し手は高校生が田辺2年の西脇美緒さん、神島2年の伏見凜音さん、南部龍神分校2年の西希実さん。大人側は山長商店企画部長の迫平隆志さん(白浜町)、紫光ブライダルプランナーの堀貴子さん(田辺市)、ネーチャーガイドの中村千佳子さん(すさみ町)。

 2回目以降の講座内容は次の通り。

 (2)移住者の妻たちの思い(12月15日)、(3)まちづくり、地域づくり、人づくりの講座(来年2月2日)、(4)伝えたいまちの魅力(3月15日)

 各回午後1時半から同市神子浜2丁目の高垣工務店シリコンバーで。

 受講対象は市内に在住、在勤、在校している中学生以上。定員は各回30人程度。各回の締め切りは(1)17日、(2)12月12日、(3)来年1月30日、(4)3月12日。

 申し込み、問い合わせは市教育委員会生涯学習課(0739・26・4908)へ。
QRコードで申し込み


 生涯学習課は昨年度の「市民カレッジ+」から、申し込み方法にQRコードを導入している。市のホームページなどに掲載されているQRコードをカメラ付き携帯電話のバーコードリーダーで読み取ると、受講申し込み用のメールフォームのページにアクセスできる。

 同課は「若者向けの講座で、昨年度も半分ほどがQRコードからの申し込みだった。受講者はファクスや持参に比べて手間がかからず、主催者側も電話での受け付けなどに比べ作業がスムーズになる」と話している。