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2024年12月23日(月)

田辺の4人入賞 近畿ジュニア体操選手権

体操の近畿ジュニア選手権大会で入賞した(左から)山﨑まほさん、上仲美海さん、坂井俊紀君、辻力斗夢君
体操の近畿ジュニア選手権大会で入賞した(左から)山﨑まほさん、上仲美海さん、坂井俊紀君、辻力斗夢君
 第36回近畿ジュニア体操競技選手権大会(近畿体操協会主催)がこのほど、京都府向日市であり、田辺市の田辺ジュニア体操クラブに所属する小学生4人が種目別や個人総合で入賞した。

 大会は男女ともC1(小学1~4年)、C2(小学5年生~中学3年生)、B(小学4~6年の全国予選)、A(中学生)の各クラスに分かれ、それぞれ近畿各府県の予選で上位の選手が参加した。

 田辺ジュニアからは、男子C1で坂井俊紀君(印南町稲原小4年)が総合10位、種目別では跳馬で2位に入賞。男子C2で辻力斗夢君(上富田町朝来小5年)が総合9位、跳馬で4位、鉄棒で6位に入賞した。

 女子C1では上仲美海さん(田辺市上秋津小4年)が総合9位に入賞。女子C2で山﨑まほさん(みなべ町上南部小6年)が総合8位、平均台で6位に入賞した。

 山﨑さんは「初めての近畿大会で練習の成果を発揮できた。もっと新しい技を加えて大会で優勝を目指したい」と喜びを語った。

 C1、C2はいずれも男子がゆか、跳馬、鉄棒、あん馬の4種目、女子が跳馬、平均台、ゆか、段違い平行棒の4種目で得点を競った。

 田辺ジュニア体操クラブの柴田快輝コーチ(26)は「Cクラスは毎年入賞者を出していたのでよかった。ここ数年で女子の選手が増え、男女で入賞できたのは素晴らしいこと。今後はBクラス、Aクラスでも入賞者を出し、田辺の体操をアピールできたら」と話している。