和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月22日(日)

老マツ倒れて4車線に改修 田辺市役所前の市道

完全4車線になった、田辺市役所前の市道。左手に写るのは市立武道館(和歌山県田辺市新屋敷町で)
完全4車線になった、田辺市役所前の市道。左手に写るのは市立武道館(和歌山県田辺市新屋敷町で)
 和歌山県田辺市はこのほど、市役所前を通る市道を改修した。一部3車線だった場所を4車線化し、より安全に通行できるようになった。

 市道内には昨秋まで、樹齢150年以上とされるマツの木が立っていた。

 この市道は昭和40~50年代にかけて整備。当時、市民からマツの保存を求める声が寄せられたため、木の周辺だけ3車線とする形で整備していたという。

 昨年9月の台風の接近後、マツが倒れかかった状態となっているのを確認。二次災害防止や道路の安全確保のため、市が伐採していた。