和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月19日(木)

緊張感の中、受験生挑む 和歌山県立高校で入試

学力検査の開始前、注意事項を聞く受験生(9日午前9時ごろ、和歌山県田辺市あけぼので)
学力検査の開始前、注意事項を聞く受験生(9日午前9時ごろ、和歌山県田辺市あけぼので)
 和歌山県立高校で9日、2023年度の入学試験があった。受験生が志望校への合格を目指し、国語、社会、数学、理科、外国語(英語)の学力検査に挑んだ。

 田辺工業高校(田辺市あけぼの)では午前9時ごろ、受験生が控室で諸注意を聞いた後、緊張した面持ちで検査室に移動。開始の合図とともに問題に取りかかった。

 県立高校の全日制29校4分校60学科が6131人を募集し、一般選抜には5332人、スポーツ推薦には110人の計5442人が出願した。倍率は過去最低の0・89倍となり、3年連続で同じ数値だった。定時制の倍率は0・37倍。

 日高以南の高校で最も出願倍率が高かったのは神島の普通科で1・11倍。紀央館普通科が1・08倍、田辺と新宮の普通科が1・07倍で続いた。

 10日に面接や実技検査などをする学校もある。

 合格発表は17日午前10時。各校に合格者の受験番号を掲示する。