落ち葉に隠れひっそり アツミカンアオイ開花
紀南沿岸部にある広葉樹林の林床で、アツミカンアオイが暗紫色の花をひっそりと咲かせている=写真。
ウマノスズクサ科の多年草。冬から早春にかけて、直径2、3センチほどの花を地面に張り付くように咲かせる。土壌動物が花粉を運ぶといわれている。葉が他のカンアオイに比べて厚く、表面の葉脈に沿ってくぼみがあるのが特徴。
田辺市の里山などにも自生するが、落ち葉に隠れて目立たない存在。花の数は株が大きくなると増え、多いものは10輪ほどになる。日本固有種で紀伊半島の南部に分布する。
ウマノスズクサ科の多年草。冬から早春にかけて、直径2、3センチほどの花を地面に張り付くように咲かせる。土壌動物が花粉を運ぶといわれている。葉が他のカンアオイに比べて厚く、表面の葉脈に沿ってくぼみがあるのが特徴。
田辺市の里山などにも自生するが、落ち葉に隠れて目立たない存在。花の数は株が大きくなると増え、多いものは10輪ほどになる。日本固有種で紀伊半島の南部に分布する。