和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月24日(火)

2022参院選 和歌山選挙区/ラストサンデー熱く/5候補 街頭で声絞る

支援者に支持を訴える候補者(3日)
支援者に支持を訴える候補者(3日)
 10日投開票の参院選は3日、最後の日曜を迎えた。和歌山選挙区(改選数1)に立候補した現新5候補は、有権者の多い和歌山市を中心に街頭や個人演説会でそれぞれの主張を訴えた。

谷口尚大候補(42)
新党くにもり 新顔

 白浜町と和歌山市で街頭演説をした。白浜町では県内の土地、空き施設などが知らないうちに外国資本に乗っ取られていると危機感を示し、「子ども、家族、地域を守るために命がけで活動している」と支持を求めた。

前久候補(66)
共産党 新顔

 紀の川市で個人演説会や街頭演説をした。「憲法9条を生かし、平和を守り抜く。軍拡の大合唱は日本を守ることにはならない」と強調。「冷たく弱い経済」からの転換なども訴えた。地元の農協組合長や県議らも応援に駆け付けた。

鶴保庸介候補(55)
自民党 現職

 和歌山市内を演説して回った。和歌山城ホールであった演説会では、人口減少に触れ「日本を強くするには、全国津々浦々に活気をあふれさせること。全国一律の基準を見直す。5期目はできることは広がる」と支持を訴えた。

遠西愛美候補(37)
NHK党 新顔

 支持者やボランティアの協力で、ポスター張りを続けている。この日も選挙カーで各地を回ったり、街頭演説をしたりはせず、交流サイト(SNS)を中心に活動。年金受給者のNHK受信料の無料化、減税などを訴えている。

加藤充也候補(57)
参政党 新顔

 イメージカラーのオレンジのTシャツ姿で和歌山市内を回った。JR和歌山駅前での街頭演説では「政治で生活を変えることができる。参政党は国民が政治に参加できるプラットフォーム。一歩踏み出してほしい」と呼びかけた。

期日前投票9万人
11日間で

 県選挙管理委員会は3日、参院選(10日投開票)の7日前現在で、9万182人が期日前投票を済ませたと発表した。

 公示日翌日から3日までの11日間。3年前の前回参院選では、投開票日7日前現在(10日間)で8万506人が投票した。