明治大水害の犠牲者を供養 上富田町で慰霊祭
和歌山県上富田町生馬の彦五郎堤防にある招魂碑前で19日、明治大水害(1889年)の犠牲者を供養する慰霊祭が営まれた。今年は明治大水害から130年で、参列者は亡くなった人に思いをはせて手を合わせた。
堤防には犠牲者をしのぶ「溺死招魂碑」と、富田川の氾濫を鎮めるために人柱になった伝説に基づく「彦五郎人柱之碑」がある。
慰霊祭は地元の「彦五郎顕彰会」が毎年8月19日に営んでおり、5年ほど前からは地元有志でつくる「もういっちょうやったろ会」が運営に協力している。
大雨の中、慰霊祭には15人ほどが参列。圓鏡寺(朝来)、観音寺(生馬)、救馬渓観音(同)、三宝寺(岩田)の住職ら5人が読経した。終了後、餅が配られた。
堤防には犠牲者をしのぶ「溺死招魂碑」と、富田川の氾濫を鎮めるために人柱になった伝説に基づく「彦五郎人柱之碑」がある。
慰霊祭は地元の「彦五郎顕彰会」が毎年8月19日に営んでおり、5年ほど前からは地元有志でつくる「もういっちょうやったろ会」が運営に協力している。
大雨の中、慰霊祭には15人ほどが参列。圓鏡寺(朝来)、観音寺(生馬)、救馬渓観音(同)、三宝寺(岩田)の住職ら5人が読経した。終了後、餅が配られた。