全国高校総体（インターハイ）の少林寺拳法競技が２～４日、宮崎市であり、女子団体演武で神島が準優勝した。女子組演武では、神島の小川愛理沙さん（３年）と森澤日菜さん（２年）の組が６位に入賞した。

　男女の単独演武、組演武、団体演武に１７８校６７５人が出場した。

　女子団体演武には２６校が出場。神島は予選と準決勝を通過し、決勝では富良野（北海道）と２点差の２６２点で敗れた。

　神島のメンバーは小川さんと森澤さん以外に、小田愛里さん、村上冬音さん、吉岡彩月さん、垣本柚香さん、中山侑香さん、古久保宇紅さん（以上、２年）。８人の団体演武メンバーからは外れたが、中川未空さん（２年）も選手のサポートで参加した。

　女子主将の小川さんは「昨年のインターハイもサポートを含めて同じ９人で参加し、準決勝で負けてしまったので、今年こそはという思いで練習に取り組んだ。準優勝できてうれしい。みんなで頑張ってきたことが報われた」と話した。

　女子組演武には６２組が参加。予選を通過した小川・森澤組は決勝で２６０点を記録した。森澤さんは「入賞できると思っていなかったので驚いた。本番ではいつも通りの演武ができ、笑顔で演武を終えることができた」と話した。

　紀南勢で他に決勝まで残ったのは全て神島の選手で、女子単独演武で小田さんが１１位、男子組演武で中川弘陸・長田秀斗（３年）組が１２位、女子組演武で村上・吉岡組が１３位に入った。