和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月24日(火)

2年ぶりに出初め式 みなべ町、勇壮に放水や行進

南部川で一斉に放水する消防団員(5日、和歌山県みなべ町西本庄で)
南部川で一斉に放水する消防団員(5日、和歌山県みなべ町西本庄で)
式典では勇壮に分列行進(5日、和歌山県みなべ町気佐藤で)
式典では勇壮に分列行進(5日、和歌山県みなべ町気佐藤で)
20年勤続表彰を受ける団員
20年勤続表彰を受ける団員
 和歌山県みなべ町の出初め式が5日、同町気佐藤の町民運動広場などで2年ぶりに開かれた。町消防団の団員236人が一斉放水や分列行進を繰り広げ、地域住民の生命や財産を守る決意を新たにした。


 式典では8分団の団員が、団旗を先頭に勇壮に分列行進した。団員を前に西原英男団長が「消防の仕事は火災だけでなく、災害時もあり多岐にわたっている。今後はこれまで以上に重要な存在になる」と呼び掛け、西本豊総務課長が「消防を取り巻く環境は年々厳しく、多様化しており、重要性は増している。町民が安全安心に暮らせる町になるよう協力をお願いしたい」という小谷芳正町長のあいさつを代読した。

 長年の功績をたたえ、団員15人に表彰状や感謝状などを贈った。2020年と21年に入団した団員の紹介もした。

 その後、同町西本庄の南部川河川敷まで移動し、26台の消防ポンプ車で川に向かって一斉に放水した。

 表彰された人と新入団員は次の皆さん。

 【日高地域消防協会長表彰(10年勤続表彰)】平野学、中川隆士、安部大輔、嶋田雄平、玉井大亮、丸川洋一、寺本和貴、吹石伸也、平野智也、柏木研哉、小田修

 【県消防協会総裁表彰(20年勤続表彰)】中村真一、鐵川明

 【県消防協会総裁感謝状・みなべ町長感謝状(退職消防団員)】棒引清、畑﨑一志

 【新入団員】1分団=森西辰博▽2分団=竹中孝雄▽3分団=谷口健悟▽4分団=有本好則、久保人志、堀剛志▽5分団=松本啓吾、岩﨑英起▽6分団=東世志樹、大野亮道、鎌田浩之▽7分団=芦硲建太朗▽8分団=北谷拓矢▽本部=栗山和歌子、下野栄、山下致誇、正木泉