和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月23日(月)

沖の岩場へ70メートル泳ぐ 小学生が海洋水泳体験

平泳ぎやクロールでゴールを目指す児童(30日、和歌山県みなべ町山内で)
平泳ぎやクロールでゴールを目指す児童(30日、和歌山県みなべ町山内で)
 和歌山県みなべ町西岩代、岩代小学校の5、6年生20人は30日、同町山内の目津海岸で海洋水泳をした。

 海で泳ぐ自信をつけ、水難事故から身を守れるように毎年している。1982年に始まったという。

 毎年、保護者が運営に協力。この日も約20人が手伝い、日よけ用のテントを砂浜に設けたり、事故がないように監視したりした。

 泳いだ場所は比較的波の静かな入り江。沖にある岩場までロープを張ってコースを設定した。水中眼鏡を着けた児童は、4班に分かれて沖の岩場まで平泳ぎやクロールで泳ぎ、少し休憩して再び浜まで泳いだ。

 岩場までの距離は約70メートルあった。タイムや順位を競うのではなく、泳ぎ切ることを目標にした。