和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月19日(木)

ホット梅ジュースはいかが 神島屋、歓迎ドリンクに提案

3日のイベントでホットの梅ジュースを振る舞う神島高校の生徒(和歌山県田辺市文里2丁目で)
3日のイベントでホットの梅ジュースを振る舞う神島高校の生徒(和歌山県田辺市文里2丁目で)
 神島高校(和歌山県田辺市文里2丁目)の商品開発プロジェクト「神島屋」は、秋冬のイベントや宿泊施設でのウエルカムドリンクとしてホットの梅ジュースを提案している。3日には白浜町であるイベントで振る舞う。

 神島屋が出店するのは、アドベンチャーワールドで、障害児とその家族約千組4500人を招くイベント「ドリームデイ・アット・ザ・ズー」(実行委員会主催)。梅ジュースを湯で割り、千人分用意する。梅ジュースはJA紀南から50リットルを無償提供してもらった。

 企画したメンバーは、湯の準備や提供するまでの流れを入念に検討。新型コロナ対策で「密」を避けた順番待ちの仕方なども研究している。カップにはメッセージカードを付けるほか、折り紙で作ったパンダやイルカをプレゼントする。

 メンバーで3年の深見萌生さんは「酸っぱさがなく、ほんのり甘い。梅が苦手な子どもでもおいしく飲める。寒くなるこれからの季節にぴったりで、和歌山らしさもある。観光施設などでも導入してほしい」と話している。