「龍神」に登記移転を報告 作詞家の及川さん、田辺市長に
和歌山市出身の作詞家、及川眠子さん(61)=東京都=は29日、田辺市の真砂充敏市長を表敬訪問し、及川さんが経営する株式会社「及川眠子事務所」の本社の登記を東京から同市龍神村龍神の「ごまさんスカイタワー」に移したことを伝えた。及川さんは登記移転の理由について「いちばん分かりやすいふるさと貢献は何かと考えた時、税金を納めることだと思った」と話し、真砂市長は「大変ありがたい」と謝辞を述べた。
及川さんはこれまで通り東京で暮らし、活動も東京で行う。
移転先をスカイタワーにしたのは、標高の高い場所に建っていること、「龍神」という地名のインパクトの強さ、市の建物で市長の許可を得られたことや、友人が代表を務める団体が指定管理者をしていることからだという。
及川さんは「魚がおいしい、気候が温暖、温泉があるというだけでは人はなかなか増えない。文化を育てることが大切。微力かもしれないが、そのお手伝いができれば」と話し、真砂市長は「都会に出られてふるさとを見ると、私たちとは違った視点から気付かれることも多いと思う。参考にさせていただきたい」と応じた。
及川さんは表敬訪問後の取材で、作曲家の譜面、漫画家の原画、小説家の原稿や蔵書などを集めた「知財図書館」を将来、県内で設立したいと述べた。
及川さんがこれまで作詞した曲は1300曲以上。アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌「残酷な天使のテーゼ」など多数のヒット曲を手掛けている。
及川さんはこれまで通り東京で暮らし、活動も東京で行う。
移転先をスカイタワーにしたのは、標高の高い場所に建っていること、「龍神」という地名のインパクトの強さ、市の建物で市長の許可を得られたことや、友人が代表を務める団体が指定管理者をしていることからだという。
及川さんは「魚がおいしい、気候が温暖、温泉があるというだけでは人はなかなか増えない。文化を育てることが大切。微力かもしれないが、そのお手伝いができれば」と話し、真砂市長は「都会に出られてふるさとを見ると、私たちとは違った視点から気付かれることも多いと思う。参考にさせていただきたい」と応じた。
及川さんは表敬訪問後の取材で、作曲家の譜面、漫画家の原画、小説家の原稿や蔵書などを集めた「知財図書館」を将来、県内で設立したいと述べた。
及川さんがこれまで作詞した曲は1300曲以上。アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌「残酷な天使のテーゼ」など多数のヒット曲を手掛けている。