和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月15日(金)

フォトコンや撮影会も 6日から龍神で夏の観燈祭

夏の観燈祭を宣伝するチラシ
夏の観燈祭を宣伝するチラシ
 和歌山県田辺市龍神村の龍神観光協会は6~15日、龍神温泉街を中心に灯籠を並べるイベント「2021夏の観燈祭(かんとうさい)」を開く。モデルを使った撮影会やフォトコンテストなども予定している。

 観燈祭は毎年、観光客が少ない冬季に開いてきたが、新型コロナウイルスの影響で落ち込んでいる観光を盛り上げようと、初めて夏季に開くことにした。

 灯籠は宿泊施設や飲食店の玄関先に午後6時から9時ごろまでともす。

 フォトコンテストは、デジタルカメラ(携帯電話のカメラも可)で観燈祭の様子を撮影してプリント写真で応募する。1人3点以内。サイズは四つ切り(ワイド可)またはA4。作品のデジタル加工や合成、加筆は不可などの条件がある。

 応募作は9月中に審査をして最優秀賞(1万円相当の地域特産品)、優秀賞(龍神温泉元湯無料入浴券11回分)、ほっと賞(5千円相当の地域特産品)各1点を選ぶ。応募用紙は龍神観光協会のホームページからダウンロードできる。締め切りは23日(必着)。

 撮影会は、龍神温泉街で14日午後6時~。雨天中止。撮影した写真の最低1点はフォトコンテストに出品することや、写真に必ず灯籠が写っていることなどの条件がある。

 他に14日午後6時から9時ごろまで「願いの灯火(ともしび)」というイベントを龍神温泉近くを流れる日高川の河原で開く。6~13日に設置している灯籠に願いを書けば、その灯籠を河原に並べて点灯する。

 夏の宿泊キャンペーンも実施する。観燈祭期間中に灯籠を置いた宿泊施設に泊まった人が、観燈祭の様子を撮影した写真を写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿すると、5千円分の地元産品が3人に当たる。投稿内容に宿泊した施設のええとこ(いいところ)を書くこと。

 灯籠を置いている施設は上御殿、下御殿、有軒屋、萬屋、美人亭、若山屋商店、花屋商店、丸井旅館、龍神温泉元湯、龍神行政局前の龍のモニュメント。

 問い合わせは龍神観光協会(0739・78・2222)へ。