和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年10月23日(土)

スモモの実や木が被害 田辺市下三栖、クマの食害か

折られたスモモの枝(9日、田辺市下三栖で)
折られたスモモの枝(9日、田辺市下三栖で)
 田辺市下三栖で、スモモの実がなくなったり、木が折られたりする被害があり、農家はクマによるものではないかと疑っている。

 被害があったのは、地元農家の松本一寿さん(45)の畑で、下三栖と上富田町岡を結ぶ新岡坂トンネルから、直線距離で300メートルほどの小高い場所にある。松本さんは7日夕方、隣接する梅畑のネットの片付けに来た時、気付いたという。下三栖では、同日、クマとみられる動物の目撃情報があった。

 6アールほどの畑に植えている10本くらいの木の枝が折られたり、食べられたのか実がなくなったりしていた。枝は高い所で、2メートルの所も折られたり、傷つけられたりしている。太い枝では、人の腕くらいの太さも折れている。

 周りの梅畑ではそうした被害はなく、スモモの木だけが軒並み被害を受けた。谷を挟み、200メートルほど離れた畑のスモモの木も折られたり、高い場所に傷が付けられたりしていた。

 松本さんは「これまで、イノシシの被害で畑を掘り起こされたり、低い所の枝が少し折られたりといったことはあったが、高い場所の太い枝まで折られるような被害は初めて。収穫前の実が食べられ、つらい。まさかこんな被害を受けるとは思わず驚いた」と話している。