アリアケスミレ
ニオイタチツボスミレ
ニョイスミレ
和歌山県紀南地方は春の陽気となり、各地でスミレの仲間が咲き競っている。田辺市稲成町の動鳴気峡やその周辺でも複数見られる=写真。
動鳴気峡近くにあるふるさと自然公園センターの観察指導員によると、今年は例年より開花が1週間から2週間早いという。
この辺りで一番多い紫色のタチツボスミレやスミレをはじめ、全国的に多いが紀南では少ない白花のニョイスミレ、香りが強いニオイタチツボスミレが農道沿いなどで見られる。荒れ地ではアリアケスミレが自生している。
指導員は「スミレはさまざまな種類が一度に咲く。季節も良く散歩がてら散策してみては」と話している。