土砂災害ハザードマップが完成 みなべ町
和歌山県みなべ町は本年度、土砂災害の警戒場所を航空写真上で示し、避難情報を周知する「土砂災害ハザードマップ」の未作成だった10地区分を完成させた。町内の対象全地区のマップができ、町ホームページでも公表している。
県の基礎調査の結果を基に、町が作った。昨年度までに11地区分を作成。本年度は埴田、山内、谷口、筋、熊岡、晩稲、熊瀬川、土井、広野、島之瀬地区の分を作り、各地区に3月の町広報紙と一緒に配布した。
町内では、土砂災害警戒区域(住民の生命または身体に危害が生じる恐れがある区域)に710カ所、そのうち土砂災害特別警戒区域(建物が破壊され、住民の生命または身体に著しい危害が生じる恐れがある区域)に668カ所が指定されている。
マップは、各地区別のほか、広域的に警戒区域が把握できる「町北部」と「町南部」のマップも作っている。
町は「日頃から避難所や避難経路を確認しておき、台風や大雨などの時には、早めの避難を心掛けましょう」と呼び掛けている。
町建設課は「民家の裏山で危険な場所が明らかになってきていることから、国、県の補助事業を活用し、事業要件に該当する場所は順次対策工事をしている。気になる場所がある場合、建設課まで相談してほしい」と話している。
問い合わせは町建設課(0739・33・9370)へ。
県の基礎調査の結果を基に、町が作った。昨年度までに11地区分を作成。本年度は埴田、山内、谷口、筋、熊岡、晩稲、熊瀬川、土井、広野、島之瀬地区の分を作り、各地区に3月の町広報紙と一緒に配布した。
町内では、土砂災害警戒区域(住民の生命または身体に危害が生じる恐れがある区域)に710カ所、そのうち土砂災害特別警戒区域(建物が破壊され、住民の生命または身体に著しい危害が生じる恐れがある区域)に668カ所が指定されている。
マップは、各地区別のほか、広域的に警戒区域が把握できる「町北部」と「町南部」のマップも作っている。
町は「日頃から避難所や避難経路を確認しておき、台風や大雨などの時には、早めの避難を心掛けましょう」と呼び掛けている。
町建設課は「民家の裏山で危険な場所が明らかになってきていることから、国、県の補助事業を活用し、事業要件に該当する場所は順次対策工事をしている。気になる場所がある場合、建設課まで相談してほしい」と話している。
問い合わせは町建設課(0739・33・9370)へ。