エアブラシで巨木と龍 道場壁に龍神の柴田さん描く
和歌山県みなべ町清川の本誓寺ふるさと道場内の壁に、近くにあるヒノキの巨木と龍を描いた絵が完成した。田辺市龍神村のエアブラシアーティスト、柴田友助さん(65)が手掛けた。
巨木は道場から歩いて10分ほどの所に立つ。中世に地域を治めた龍神氏ゆかりの木で、地元では「龍神さん」と呼ばれており、地蔵も祭られている。
寺の前住職、赤松宗典さん(71)の案内で見た柴田さんが四方に大きな枝を伸ばす姿に感銘を受け、道場入り口付近の壁に描くことを提案した。
縦166センチ、横190センチ。5日間ほどかけて20日に仕上げた。エアブラシを使って焦げ茶色の濃淡で水墨画のように描き、巨木の上の方から後光が差す中、龍が降りてきている様子を表現した。
柴田さんは「木を見ていると、龍が降りてきているイメージが湧いた。枝を伸ばした巨木をいかに豪快に現すかを考えながら描いた」と語った。赤松さんも感心した様子で「道場に合宿に来た学生や選手に、この龍を自分のものにするというイメージを持ったり、見た人すべてに自然を畏怖する、大切にする気持ちを持ったりしてもらえたら」と話した。
巨木は道場から歩いて10分ほどの所に立つ。中世に地域を治めた龍神氏ゆかりの木で、地元では「龍神さん」と呼ばれており、地蔵も祭られている。
寺の前住職、赤松宗典さん(71)の案内で見た柴田さんが四方に大きな枝を伸ばす姿に感銘を受け、道場入り口付近の壁に描くことを提案した。
縦166センチ、横190センチ。5日間ほどかけて20日に仕上げた。エアブラシを使って焦げ茶色の濃淡で水墨画のように描き、巨木の上の方から後光が差す中、龍が降りてきている様子を表現した。
柴田さんは「木を見ていると、龍が降りてきているイメージが湧いた。枝を伸ばした巨木をいかに豪快に現すかを考えながら描いた」と語った。赤松さんも感心した様子で「道場に合宿に来た学生や選手に、この龍を自分のものにするというイメージを持ったり、見た人すべてに自然を畏怖する、大切にする気持ちを持ったりしてもらえたら」と話した。