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正月特別水槽が登場 1月11日まで串本海中公園

正月特別水槽で泳ぐウミスズメ(27日、和歌山県串本町有田で)
正月特別水槽で泳ぐウミスズメ(27日、和歌山県串本町有田で)
 和歌山県串本町有田の串本海中公園センター水族館に27日から、来年のえと「丑(うし)」にちなんだ正月特別水槽が登場した。英名で「CowFish(カウフィッシュ=牛魚)」と呼ばれるウミスズメ(ハコフグ科)の仲間4匹を展示している。1月11日まで。

 季節のイベントや行事をテーマに中身を入れ替える「トピックス水槽」。門松、鳥居、七福神の人形などが設置された水槽(横80センチ、高さ60センチ、奥行き50センチ)で、ウミスズメ3匹とシマウミスズメ1匹がゆっくりと泳いでいる。いずれも体長は約10センチ。

 ウミスズメの仲間は、左右の目の前から角が生えており、それが牛の角のように見えることが英名の由来になっているという。

 この水槽を担当した飼育員の中村公一さん(38)は「コロナは〝モー〟たくさん。来館者の皆さんには〝ギューギュー〟に密にならないよう感染ボ〝ウシ〟を呼び掛けていきたい」と話した。

 水族館は、年末年始も営業。毎年恒例の正月餅まきイベントは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止にした。

 問い合わせは水族館(0735・62・1122)へ。

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