吉村勝興さんが貝殻で作った「丑」の置物
和歌山県串本町潮岬の吉村勝興さん(80)が、町内の海岸で拾った貝殻で来年の干支(えと)「丑(うし)」の置物を作った。
使用している貝殻はヤクシマダカラなど。カメノテで作った角などを瞬間接着剤でくっつけ、全体をつや出し加工している。全長4~5センチ。7個作り、2個は友人にプレゼントしたという。
吉村さんは小学生の頃から趣味で貝殻を集めており、現在も毎週、町内の海岸へ足を運び、きれいなものや珍しいものがあると拾っている。
貝殻で干支の置物を作るのは今年で4回目。「今年はなかなか思うようにはできなかった。来年の干支は寅(とら)なので、作るのは難しいと思うが、チャレンジしてみたい」と話している。