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新聞コンクールで奨励賞 南白浜小の玉置さん

奨励賞を受賞した南白浜小学校5年の玉置友愛さん
奨励賞を受賞した南白浜小学校5年の玉置友愛さん
 日本新聞協会は、新聞を読み、感想や意見などを書いて応募する第11回「いっしょに読もう!新聞コンクール」全国審査会の受賞者と受賞校を発表した。和歌山県紀南地方では、白浜町南白浜小学校5年の玉置友愛さんが奨励賞に、すさみ町周参見中学校が学校奨励賞に選ばれた。

 新聞を読むことで、社会への関心を促すことや考えをまとめて発表する力を培うことを目的に開いている。感想文では、選んだ記事に関する自分の考えや家族などの意見をまとめている。

 今回は全国から5万7977点の応募があった。小中高の3部門のうち、最優秀賞(各1点)、優秀賞(各10点)、奨励賞(計120点)、優秀学校賞(各5校)、学校奨励賞(計158校)を選んだ。県内では、応募があった492点から、奨励賞に2点、優秀学校賞に4校が選ばれた。

 玉置さんは、子ども新聞の毎日小学生新聞に掲載された「『ヘビににらまれたカエル』本当はこわがっていない?」という記事を取り上げた。「生き物には、立ち止まって考える思考力があると考える」と自身の経験を踏まえながら書き、「困難を抱えている人を助けられるような社会になってほしい」とまとめた。

 周参見中学校は、今年からNIE(教育に新聞を)実践指定校として活動を始めた。学校全体でコンクールに取り組み、全学年のほとんどの生徒が応募したことで選ばれた。

 また、県NIE推進協議会は、小中学生の県審査会表彰者を決めた。県優秀賞24人、県奨励賞33人を選び、紀南では、玉置さんと佐々木桜さん(周参見中学校2年)が県優秀賞、山崎聖七さん(同)が県奨励賞を受賞した。

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