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龍神温泉への道しるべに 龍のモニュメントライトアップ

照明を受けて浮かび上がる龍のモニュメント(和歌山県田辺市龍神村龍神で)
照明を受けて浮かび上がる龍のモニュメント(和歌山県田辺市龍神村龍神で)
 和歌山県田辺市龍神村の龍神温泉協会は、温泉街の入り口にある国道371号沿いに建てた龍の木製モニュメント(高さ5・5メートル)のライトアップを始めた。

 モニュメントは、龍神村商工会などが実施している地元材を使った木製看板の整備事業を活用し、チェーンソーアート元世界チャンピオンの城所ケイジさん=龍神村柳瀬=が、樹齢約300年のスギに彫った。

 温泉協会によると、夜にも龍のモニュメントを見てもらい、温泉街へ通じる橋の位置が分かりやすくなるように地面に照明を取り付けた。

 モニュメント本体下部には、温泉マークと「RYUJIN」の文字を刻んでいる。龍がつかむ玉は、新型コロナウイルスや自然災害などの災いを封じて天に返す願いを込めている。下部にある玉は地球を表しており、希望を象徴している。

 点灯時間は午後4時半~9時。夏季は点灯時間を延長する予定という。

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