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農業クラブが活動紹介 4高校合同で「MKAK市場」

生徒が育てた野菜や花などを販売した「MKAK市場」(和歌山県田辺市新庄町で)
生徒が育てた野菜や花などを販売した「MKAK市場」(和歌山県田辺市新庄町で)
 南部、熊野、有田中央、紀北農芸の4高校の農業クラブはこのほど、和歌山県田辺市新庄町のビッグ・ユーで「MKAK(まくあく)市場」を開いた。生徒が育てた農産物を販売したり、クラブの活動を紹介したりした。

 「MKAK市場」は、農業クラブの活動や学校の魅力をより多くの人に知ってもらおうと、生徒が考案した取り組み。2017年から開催しており、今回で4回目。これまで紀北で開いていたが、生徒からの要望を受けて初めて紀南で開催した。

 会場では、マスクの着用や手指の消毒、入り口での検温など新型コロナウイルス対策を徹底した。生徒が育てた米や野菜、花、果物のほか、ジャムやジュース、アイスクリームといった加工品を、来場者に販売した。クラブの活動内容などをまとめたパネルやポスターも掲示した。

 各校の農業クラブでつくる県学校農業クラブ連盟代表の南部高校3年、林愛純さん(18)は「一生懸命頑張ってきたので、自分たちが作ったものを買ってもらえて、とてもうれしい。参加した学校にはそれぞれの魅力がある。たくさんの人に、農業クラブや農業高校のことを知ってもらえたら」と話した。

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