旅するチョウ飛来 秋の訪れとともにアサギマダラ
秋の訪れとともに、長距離を移動する大形のチョウ「アサギマダラ」(タテハチョウ科)が和歌山県紀南地方で飛び交い始めた。
田辺市とみなべ町の境にある虎ケ峰トンネル付近には、好んで訪れるヒヨドリバナが点在して自生しており、その周辺を複数のアサギマダラが優雅に飛んでいる。ノコンギクやアザミなどでも吸蜜する姿が見られる。
アサギマダラは羽を広げると10センチほどもあり、透明感のある水色の斑紋が美しい。夏場は涼しい山地の樹林に滞在して、秋の深まりとともに平地でも見られるようになる。成虫は遠くまで移動し、2千キロ以上飛んだ記録もある。
紀南地方では、成虫が信州方面から飛来するほか、幼虫で越冬して成虫になるのもいる。幼虫はキジョランやイケマなどガガイモ科の植物を食べる。
田辺市とみなべ町の境にある虎ケ峰トンネル付近には、好んで訪れるヒヨドリバナが点在して自生しており、その周辺を複数のアサギマダラが優雅に飛んでいる。ノコンギクやアザミなどでも吸蜜する姿が見られる。
アサギマダラは羽を広げると10センチほどもあり、透明感のある水色の斑紋が美しい。夏場は涼しい山地の樹林に滞在して、秋の深まりとともに平地でも見られるようになる。成虫は遠くまで移動し、2千キロ以上飛んだ記録もある。
紀南地方では、成虫が信州方面から飛来するほか、幼虫で越冬して成虫になるのもいる。幼虫はキジョランやイケマなどガガイモ科の植物を食べる。