和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

地元離れた学生に特産品 すさみ町「応援したい」

 和歌山県すさみ町は、新型コロナウイルス感染症の影響で通常の生活を送れていない学生らを支援しようと、食料を詰め合わせた物資を送る。10月から申請を受け付ける。

 新型コロナの影響で、授業やアルバイトが制限されている学生らを応援しようと企画した。地域の産品を扱うことで、地元事業所の支援にもつなげたいという。

 町出身で、地元を離れて暮らしている15歳以上の学生や予備校生らが対象。保護者か本人が住民登録している必要もある。物資はイノブタ肉などを想定しているが、内容は早急に決める。1人につき総額1万円相当分を送る。

 町は対象を80人程度と見込んでいる。事業費として100万円を盛り込んだ補正予算案は、町議会9月定例会で可決された。申請の受け付けは町が、発送業務は町商工会が担うという。

 岩田勉町長は「コロナの影響で何かと辛抱している学生らに、地元から『頑張れよ』というエールを送るような事業になる」と話している。

 申請期間は10月1日~11月15日。申請書のほか在学証明書の写しも必要になる。申請は対象者1人につき1回。物資の送り先は学生らが現在、住んでいる所。問い合わせは町地域未来課(0739・55・4801)へ。

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