高台に新こども園着工 みなべ町、22年春開園へ
和歌山県みなべ町南道の高台に2022年4月開設予定の幼保連携型認定こども園「みなべ愛之園こども園」の起工式が7日、同町谷口の生涯学習センターであり、関係者が工事の無事を祈った。当初は現場で予定していたが、悪天候のため場所を変更した。
新こども園は、海岸に近く津波の心配がある私立愛之園保育園と町立の南部保育所、南部幼稚園の3園を統合して開設する施設。建築、運営は愛之園保育園を運営する社会福祉法人イエス団(本部・神戸市)がする。
場所は、町が整備中の防災拠点内の標高約22メートルの高台。鉄骨平屋で建築面積は2812平方メートル、園庭は2100平方メートル。災害時には住民の一時避難場所や福祉避難所の役割も果たす。
同法人と町は開設に関する協定を結んでおり、整備や運営に関して町は法人と協議の上、全面的に支援すること、就業規則や給与規定、運営について必要な事項は町と法人が協議し、決定すること―などを定めている。
起工式はキリスト教式で行い、出席者が讃美歌を歌うなどし、同法人の高田裕之常務理事や小谷芳正町長、施行者の東宝・池田特定建設工事協力企業体の代表である澤井憲一・東宝建設代表取締役など12人が、砂を固めた上に白い玉石を円状に並べて置き、礎とした。
あいさつでは、高田常務が「私たちには行政や民間と連携してきた実績があり、地域と一緒になって子どもを育て、皆さまを守り、歩んでいくことができると思う」と述べた。
小谷町長も「高台にできることで町民の安心の一助になる。一日も早く無事完成することを願っている」と話した。
新こども園は、海岸に近く津波の心配がある私立愛之園保育園と町立の南部保育所、南部幼稚園の3園を統合して開設する施設。建築、運営は愛之園保育園を運営する社会福祉法人イエス団(本部・神戸市)がする。
場所は、町が整備中の防災拠点内の標高約22メートルの高台。鉄骨平屋で建築面積は2812平方メートル、園庭は2100平方メートル。災害時には住民の一時避難場所や福祉避難所の役割も果たす。
同法人と町は開設に関する協定を結んでおり、整備や運営に関して町は法人と協議の上、全面的に支援すること、就業規則や給与規定、運営について必要な事項は町と法人が協議し、決定すること―などを定めている。
起工式はキリスト教式で行い、出席者が讃美歌を歌うなどし、同法人の高田裕之常務理事や小谷芳正町長、施行者の東宝・池田特定建設工事協力企業体の代表である澤井憲一・東宝建設代表取締役など12人が、砂を固めた上に白い玉石を円状に並べて置き、礎とした。
あいさつでは、高田常務が「私たちには行政や民間と連携してきた実績があり、地域と一緒になって子どもを育て、皆さまを守り、歩んでいくことができると思う」と述べた。
小谷町長も「高台にできることで町民の安心の一助になる。一日も早く無事完成することを願っている」と話した。