ロケットテーマにワークショップ 串本町が機運盛り上げ
和歌山県串本町は、11月中旬から町内30カ所以上で町内の小中高校生ら住民を対象にロケットをテーマにしたワークショップを開く。町内で建設が進んでいるロケット発射場に関する住民アンケートなども予定しており、来年度の発射に向け、機運を醸成していく考えだ。
町は、9月1日に開会する町議会定例会に、ロケットを軸にした観光資源開発、誘客、調査を目的にした事業の予算2千万円を提出する。シンボルマークやロゴの制作、ガイドツアーの企画、ロケット模型やパンフレットの製作なども盛り込んでいる。
キヤノン電子や清水建設など4社が出資してつくった「スペースワン」(東京都)が現在、同町田原に小型ロケット発射場「スペースポート紀伊」を建設している。来年度中に第1号機を発射する計画で、2020年代半ばには年間20機打ち上げることを目指している。
■コロナ対策など補正予算
串本町は28日、町議会定例会に提出する総額2億2359万2千円の本年度一般会計補正予算案を発表した。
新型コロナウイルス感染症対策関連では、本年度の敬老会中止に伴う代替事業として、75歳以上の対象者3953人に2千円分の商品券を配布する事業(917万5千円)▽景気回復などを目的に8月から実施しているコミュニティーバスの無料が好評であることから、12月まで2カ月延長する予算(300万円)▽本年度、町内のこども園や小中学校で受け入れる県外からの教育実習生13人へのPCR検査費用(32万5千円)―などを盛り込んだ。
新型コロナ関連以外では、古座川流域のハザードマップ作成などの防災対策事業(999万円)▽備品購入費などの新庁舎建設事業(2106万1千円)▽野球場電光掲示板修繕工事などの総合運動公園管理経費(324万9千円)―などを計上した。
定例会の会期は9月1~14日の14日間。一般質問は9~11日の3日間を予定している。
町は、9月1日に開会する町議会定例会に、ロケットを軸にした観光資源開発、誘客、調査を目的にした事業の予算2千万円を提出する。シンボルマークやロゴの制作、ガイドツアーの企画、ロケット模型やパンフレットの製作なども盛り込んでいる。
キヤノン電子や清水建設など4社が出資してつくった「スペースワン」(東京都)が現在、同町田原に小型ロケット発射場「スペースポート紀伊」を建設している。来年度中に第1号機を発射する計画で、2020年代半ばには年間20機打ち上げることを目指している。
■コロナ対策など補正予算
串本町は28日、町議会定例会に提出する総額2億2359万2千円の本年度一般会計補正予算案を発表した。
新型コロナウイルス感染症対策関連では、本年度の敬老会中止に伴う代替事業として、75歳以上の対象者3953人に2千円分の商品券を配布する事業(917万5千円)▽景気回復などを目的に8月から実施しているコミュニティーバスの無料が好評であることから、12月まで2カ月延長する予算(300万円)▽本年度、町内のこども園や小中学校で受け入れる県外からの教育実習生13人へのPCR検査費用(32万5千円)―などを盛り込んだ。
新型コロナ関連以外では、古座川流域のハザードマップ作成などの防災対策事業(999万円)▽備品購入費などの新庁舎建設事業(2106万1千円)▽野球場電光掲示板修繕工事などの総合運動公園管理経費(324万9千円)―などを計上した。
定例会の会期は9月1~14日の14日間。一般質問は9~11日の3日間を予定している。