田辺保健所が入る和歌山県西牟婁総合庁舎
新型コロナの感染で、和歌山県の田辺保健所管内では約20人が入院しているが、病院関係者によると「田辺圏内で十分対応できている。まだ逼迫(ひっぱく)するような状況ではない」という。
県によると、感染症に対応する病床は県内全体で165床程度。今後、感染がさらに拡大した場合は400床まで増やすとともに、発症してある程度日数が経過した人が療養する宿泊施設も確保するとしている。
24日現在の入院は33人。県は「もし、一部地域で病床数が足りなくなっても、県全体で対応できる体制になっている」と話している。