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わくわくするまちに 白浜で150人がオンライン会議

白浜の未来を語るオンライン会議で進行役を務める事務局スタッフ(2日、和歌山県白浜町堅田で)
白浜の未来を語るオンライン会議で進行役を務める事務局スタッフ(2日、和歌山県白浜町堅田で)
 和歌山県白浜町の明るい未来を語り合うオンライン会議「第1回南紀白浜ビジョンミーティング」が2日にあり、町内外から150人が参加した。それぞれの未来像を共有し、協力して実現する仕組みづくりが目的。わくわくするようなまちにしようと、さまざまな発想が飛び交い、モニター越しに熱気があふれた。

 より良い白浜をつくる人材の育成、活動の支援を目的に、町内の有志で設立した「南紀白浜みらい創造委員会」(仮称)が企画した。会議の参加者は10~70代と幅広く、半数近くが町外で、東京など県外在住者も多かった。

 会議では「私が考える10年後の白浜」をテーマに、4~5人のグループに分かれて議論。「温泉やアドベンチャーワールドを生かし、夏だけでなく通年楽しめる観光地になれば、定住者も増える」「コロナ後は多拠点居住者が増える。白浜はその拠点に最適」「IT企業が多く進出しており、シリコンバレーのように新たなビジネスを生み出す場所にしたい」などの意見が出た。

 また事務局からは、白浜を盛り上げるクラウドファンディングの立ち上げについて提案があり、会議のチャット上ではすぐに多くの賛同意見が集まった。

 アドベンチャーワールドを運営するアワーズの社長で、会議のまとめ役を務めた山本雅史さんは「初めての試みだが、思った以上に活発な意見が出た。集まったのは白浜への熱い思いを持った仲間。誰もが未来づくりの実践者にも支援者にもなれる。共感したプロジェクトに協力し、一緒にわくわくする未来をつくろう」と呼び掛けた。

 今後、月1回ペースで開催し、具体的な行動につなげていきたいという。

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