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食品味覚審査で最高位の三つ星 南紀白浜富田の水

味覚の審査で最高の三つ星を獲得した「南紀白浜富田の水」
味覚の審査で最高の三つ星を獲得した「南紀白浜富田の水」
 和歌山県白浜町十九渕の「南紀白浜富田の水」(加藤悦代社長)が製造販売するナチュラルミネラルウオーターが、食品や飲料品の味覚を審査する機構「ITI」から16年連続で優秀味覚賞を受賞し、その中でも今回初めて最高位となる「三つ星」の評価を得た。

 ITI(International Taste Institute)はベルギーのブリュッセルに本部がある。審査員はヨーロッパ各国で実績のある200人以上のシェフやソムリエで構成する。世界の食品や飲料品の香りや味、後味などを目隠しで審査し、総合評価が高い製品には金星が一~三つの「優秀味覚賞」が与えられる。

 富田の水は、応募を始めた2005年~19年は優秀味覚賞を受賞し、総合評価が「特記に値する」という二つ星だった。今回は初めて「極めて優秀」という三つ星を獲得した。国際的な食品コンクール「モンドセレクション」では19年続けて「最高金賞」を受けている。

 南紀白浜富田の水の加藤敏仁専務は「三つ星は先代社長からの念願だったのでうれしい。モンドセレクションとともに最高位を受賞した水を多くの人に飲んでいただきたい」と話している。

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