和歌山県田辺市高雄３丁目の業務用酒販店「酒のかまくら」などグループ３社は８日、梅酒や焼酎、日本酒など千本限定で販売したチャリティーボトルの売り上げなど約１００万円を、新型コロナウイルス対策支援に役立ててもらおうと市へ寄付した。

　３社は疫病退散を祈願した５種（各千円）のボトルを５月から販売した。完売したため、売上金１００万円と、田辺市下万呂の店舗内で募金した２万４３２８円を市へ寄付した。

　酒のかまくらの阪上憲司社長は「ありがたいことに多くの方に賛同していただき、お世話になっている地元に恩返しすることができた」と感謝している。