画面越しに児童生徒つながる 白浜町でオンライン授業
新型コロナウイルスの影響で休校が続く中、和歌山県白浜町安居の安居小学校(児童12人)と三舞中学校(生徒6人)は、テレビ会議システムを使ったオンライン授業に取り組んでいる。画面越しに教員とクラスメートがリアルタイムでコミュニケーションを取り合って学習を進めている。
同じ敷地にある両校に児童生徒の人数分のタブレット端末「iPad(アイパッド)」があったことに加え、全ての家庭でインターネット環境が整っていたことから、学校と家庭の連携がスムーズにできた。それでも実施までには時間がかかったという。
オンライン授業は午前中、1こま30分で区切りながら実施。全学年が一斉にやるとインターネット回線が重くなるので、学年ごとに時間をずらしている。児童生徒は学校が貸し出ししているアイパッドを使って各家庭で授業を受けている。
小学1年生(2人)の国語の授業では、担任の榎本茜教諭(26)が画面越しに児童に「あ」から始まる言葉などを問い掛け、一緒に声に出して学習した。小学5年生(4人)の社会の授業では、担任の猪村和広教諭(45)が黒板に文章を書いて説明し、児童はノートにまとめたり、読んだりした。
5年生の佐本希実さん(11)は「友達とも話ができるし、授業を直接受けられるのがいい」と喜んでいた。
両校のオンライン授業を指導した猪村教諭は「一番の目的は休校中もクラスメート同士や教員とのつながりを保ち、規則正しい習慣を身に付けること。また、今実践しておくことで、再び休校になったり、災害に遭ったりした場合でも、すぐに対応できる」と話している。
田辺・西牟婁では、インターネットを活用し、授業の動画配信などで休校中の学習支援に取り組む学校が増えている。
同じ敷地にある両校に児童生徒の人数分のタブレット端末「iPad(アイパッド)」があったことに加え、全ての家庭でインターネット環境が整っていたことから、学校と家庭の連携がスムーズにできた。それでも実施までには時間がかかったという。
オンライン授業は午前中、1こま30分で区切りながら実施。全学年が一斉にやるとインターネット回線が重くなるので、学年ごとに時間をずらしている。児童生徒は学校が貸し出ししているアイパッドを使って各家庭で授業を受けている。
小学1年生(2人)の国語の授業では、担任の榎本茜教諭(26)が画面越しに児童に「あ」から始まる言葉などを問い掛け、一緒に声に出して学習した。小学5年生(4人)の社会の授業では、担任の猪村和広教諭(45)が黒板に文章を書いて説明し、児童はノートにまとめたり、読んだりした。
5年生の佐本希実さん(11)は「友達とも話ができるし、授業を直接受けられるのがいい」と喜んでいた。
両校のオンライン授業を指導した猪村教諭は「一番の目的は休校中もクラスメート同士や教員とのつながりを保ち、規則正しい習慣を身に付けること。また、今実践しておくことで、再び休校になったり、災害に遭ったりした場合でも、すぐに対応できる」と話している。
田辺・西牟婁では、インターネットを活用し、授業の動画配信などで休校中の学習支援に取り組む学校が増えている。